音楽のまち・川崎

土曜日は川崎駅前にある"ミューザ川崎シンンフォニーホール"へ…

オフィス棟、ショッピングゾーンと一緒に入っているクラッシック音楽のホール。
世界屈指の音響を誇る名ホールとして、海外のアーティスト達は日本に来た時に必ず、
『自分の国にあったらいいのに』と絶賛される程の、川崎市自慢の文化施設です。

川崎駅周辺は、昔、川崎宿場として栄えた裏で吉原に次ぐ規模の遊郭もあった為、
今でも「川崎クオリティーw」などと言われ、オヤジの街とか、暴力団の街とか、
韓国・朝鮮人の街とか、貧乏臭いとか、川崎市全体のイメージがよろしくないみたい…
堀之内にあった訪問介護センターで働いていた頃は、少々怖かった事もあったから、
…確かにそうなのカモ知れません、ただ毎日の生活でそう言う事は多く感じないので、
実際に住んでいる(南寄りの中央区ですが…)川崎愛人間としては悲しい感じも致します。

マイナスイメージのある川崎ですが、洗足学園や昭和大学の音大がある街でもあり、
お役所が音楽のまち推進事業の象徴として建築されたのがミューザ川崎です。
昔の川崎駅西口は、東芝の大工場があるだけの寂しい駅前でしたが、
今やチネチッタのある東口より、ラゾーナとミューザのある西口が熱いのですね〜

母は市民合唱団に所属していて、前身である「川崎で第九を歌おう!!」から始まった会の
創設時メンバーだったりします。(ドイツ語の大合唱は本当迫力、まさに歓喜の歌。)
市の推進事業や、大学の講師陣を呼びやすい環境で出来る事なのカモしれませんが…
ママさんコーラスの域を超えて海外公演なども行う、意欲のあるアマ合唱団なのです。
今夏もプラハに行くみたい〜(プラハの名物ってなんだろ?お土産頼みたいケドわからない…)

今回、設立20年の記念すべき会だったので、大きなホールは大盛況でした。

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motette BWV.227 "Jesu, meine Freude"

今年の演目はJ.S.Bachのmotette…
motette(モテット)とは音楽ジャンル名で曲名ではありません。
聖書の様に細かく何曲もあって、全部歌うと90分位あるらしい、今回は抜粋していた。
難易度のある宗教曲を暗譜して最後まで歌いきったのが本当スゴイと思った。

母が「難しいわ、歌えないわ…」苦悩していたから、「よく頑張ったな〜」って感動。

Johannes Passion BWV.245 "Herr, unser Herrscher"

Bachの宗教曲は" ヨハネ受難曲"が個人的に好きです。
同じBachで"マタイの受難曲"って言うのもあります。
ヨハネの方がドラマチックと言うか、荘厳な鳥肌ゾワゾワな曲調が多い気がする。
プロのコンサート行って衝撃を受けて、その時インパクトで好きなのカモ〜

結婚式の時だけの、なんちゃってクリスチャンだった私ですが
忙しい日常をリセットするのに、厳かな曲を聞くのは結構良いです。

混声合唱組曲 "水のいのち"

第2部は髙田三郎作曲"水のいのち" 日本で一番売れている合唱曲らしいです。
これは音楽の授業とかで知ってる人多いんじゃないかな〜
合唱コンクールとかある学校の人なら一度は歌った事あると思います。

知ってる曲を綺麗に歌ってくれると、感動が大きいから、
「きゃ〜懐かし〜」って、何だろ?涙出ましたね〜
20年経っているのに、歌詞が出てくる出てくる…(笑

"Pictures at an Exhibition" Promenade

来年の定期公演は、ムソルグスキー"展覧会の絵"だそうです。
色んな所で使われるので、クラッシックに興味なくても殆どの人が聞いた事あるハズ〜
元々はピアノ曲だったのですが、オケ曲だと思っている人が多いカモしれません。

私も弾いた事があります。優雅でカッコイイ出だしにテンション上がるのよね〜

ちょっと気になって調べたら、ムソルグスキーが亡くなってオケ用に編曲されたみたい〜
しかもクラッシク好きならご存知のラヴェルが編曲してました、へぇー知らなかったぁ〜

普段はクラブジャズばかりですが、クラッシックは世界共通で知られている音楽だから、
音源も解釈も多彩にあって、自分にとって興味深いジャンルです。
名ホールのお陰か、クラッシックが身近な環境で嬉しいのでした。

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