財布紛失
- 2010年 12月29日
今年最後の買い物をする為に、朝市でスーパーへ行きました。
我が家は各々の給料は自分で管理します。食費はオット担当です。
牛乳パックとプラトレイをリサイクル回収箱に入れて、
いざスーパに入って買い物しようとした瞬間。
「あれ？財布が無い!!」とオット。
いつもチャック付きのカバンを斜めがけして買い物に来ているのに、
何故か今日に限って買い物用のecoバックに入れて来た様です。
急いで最後に財布を見た所まで引き返して、何度も何度も探しました。
四つん這いになって色んな下を覗いて見たりしても見つかりません。
「念の為…」とオットだけ家に戻り、残った私が買い物をしましたが、
もう気が気じゃなくて買い物に集中出来ません。
大分たって、真っ青になったオットが戻ってきました。
「やっぱり無いよ…バリケン(犬小屋)の中も見たのに無い…どうしよう〜」
もう、顔が引きつってテンパっていました。
それもそのハズ…年末用と帰省用にド〜ンとお金を下ろしていたのです。
それがソックリ無いのです。銀行&クレジットカード・免許証も入っています。
急いで帰って、カード類を全部ストップ。
履歴も見てもらい、幸い悪用されていませんでした。
ホッとして、取りこぼしが無いかネットで”財布・紛失”と調べると…
皆様、落とされてブログに残している方が多いのですね〜
落とした現金よりも、財布の方が高くてと言うパターンが多く見られました。
カードを悪用されたり、免許証や保険証でサラ金から何百万の請求が来た方も…
「ちょっと、警察に紛失届出さないとマズイんじゃないの？」
慌てて自転車を走らせて、近所の交番へ…
遺失物のネットワークはちゃんとしたシステムがあり、おまわりさんが調べてくれました。
「あれ？これかなぁ〜○○さんの財布って○色？」
「はいそうです。」
「現金○○万円位入ってました？」
「そうです!!」
その瞬間のオットの顔…ずっと忘れられないと思います。
「他の中身は……ですか？」
「そうです〜よかったぁ〜全部あったぁ〜」
オットは力が抜けて壁に寄りかかっていました。
「良かったですね〜○○警察に届いてますよ。」
お財布全くの無傷でした…そのまま届けてくれたらしい。
何と言う幸運、なんて親切な人なのでしょう。
しかも、持ち主が現れなかった場合の権利も放棄されていました。
お礼もいらないと去って行かれたみたいです。
はぁ〜なんと欲の無い美しい方なんでしょうか…
自分のお金じゃないのですから盗ったらドロボーですが、
殆ど戻る事が無いのが普通かと思います。
これでお目当てのお店の年越しソバ買えます〜
師走の忙しい中、この事件で1日終わってしまいました。
でも、本当に見つかって良かったです。
落とした犯人のオットは、今も深く反省しているのでした。
