復活の小輪バラ

私はどうやらビビッドな色合いが好きな様です。

特にピンク・イエロー・オレンジ・ライムグリーンと言ったビタミン系が好き〜
意識した訳じゃないのに、目を引く花色もそう言う色合いばかり…

何故か花色で苦手なのは赤です。

室内の小物は赤いモノが多いのですケドねぇ…

キングローズの成長が名前の通り王様級に凄いです。

蕾を数えると100個以上、もしかしたら200位あるかもしれません。
頑張ってみたのですが、多過ぎて数えきれなかったわぁ〜

ココだけの話、赤い小輪バラは正直好みじゃなかったのです。
お迎えしたのは “バラのレスキュー”で書いた出来事からでした。

僅かな土と砂利のみ。いつでも枯れてどうぞ状態で我が家に来ました。
よくある分厚い黒ゴミ袋と朽ちた風化した土嚢袋のカス…
これがキング様に与えられた住居でした。
何処かの家の庭から掘り上げたのを引き取って、その後放置されたのでしょうか？

樹形は、真っすぐのびた2m程の枝が3本と1m弱の枝が2本の合計5本。
台木などはありません。
そもそも、この品種は台木が必要なのかわかりませんが、
我が家のランブラー種にはすべて台木があるので…
個人的な挿し木で成長した株なのかしら？と推察しています。

根から砂利を外す際と、メネデール水に付けた際、ボロッと株が分かれました。

弱っているとは言え、もろさに慌ててアタフタ。枝・根共にセーフ…
その後はそーっと扱って、それぞれ3つの鉢にリハウスして収まりました。

その1ヶ月後…1月の初旬なのに花が咲きました。

ポンポン咲きの赤バラも悪くありません。むしろ可愛い。

「助けてくれてありがとう。」ってカンジ？
なんて礼儀正しいのでしょうか〜(笑
あんな寒かったのにお花をみせてくださるなんて〜

静養期間を経た2つのキング様は、バラ好きなお家に貰われていきましたが、
「柵一面にツルを絡ませたい私にピッタリ〜」と喜ばれました。…納得。

と言うのが、我が家は2/5に冬剪定と誘引をすませました。

2本ある枝のうち、2m超えの枝は外壁沿いにワイヤーを張って固定、
もう一つの細くて短い枝は支柱を刺してとめてみました。

…ところが、ところがです。

その2週間後、新芽と共にベイサルとサイドシュートが出て来ました。
あれよあれよとグングン成長し、しだれたので麻ひもで仮固定。
3月には新たに3つのベイサルが地中からお目見えし…2本枝から計6本枝に〜
ピエール様用にと用意した三角オベリスクを急遽設置し、またまた仮固定。

休む事を知らない頑張り屋の新入りキング様〜♪

今年は無理せず、期待せず、ちんまりと楽しめれば〜
のんきに考えていたら、とんでもなくパワフルなバラでございました。
久しぶりの栄養(バイオポスト&バッドグアノ)に張り切ってしまわれたんでしょうか？

180cm三角オベリスクが窮屈になる可能性も出て来たので、
更に大きな円形の楽々オベリスクを用意しました。

狭いスペースなんだけど超デカくなったら、来年どうしよ…開花シーズン始まったばかりだケド(汗

去年は思い通りに咲けなかったでしょうから、お好きにどうぞ♪

遅咲きだと言う事ですが、開花したらまた記事にしま〜す。

# キングローズ(HMult)