国際バラとガーデニングショウ2011

毎年、恒例となっている”国際バラとガーデニングショウ”(国バラ)に行って来ました。

車で言う所の東京モーターショウの様な賑わいを見せる、フラワーイベントです。
(ココ数年、モーターショウは不況の煽りで小規模なイベントになってしまいましたが…)

お花は生き物…断然!!初日に行っちゃう派な私ですが、
仕事の都合で開催3日目にお邪魔しました。

今年は時間も出遅れて…すでに人でいっぱい(泣

お手入れが入ったばかりの開場時間ピッタリに入場がオススメ〜

角度の悪さとか、ブレ&ボケばかりになっちゃいましたケド、
押し合い状態の中、もみくちゃになってお写真撮って来たので…
どうかお許し下さい。楽しんで頂けたら幸いです。


今年の『New Rose 2011』は香りがテーマになっていた様ですが、
国バラも”心惹かれるバラの香り”がメインテーマ。

まず、お出迎えしてくれたにはお城の様な佇まいのブース。

沢山の種類の香りバラがワサワサと所狭しに展示されていました。

     
(↑クリックすると少し大きな写真で見れます。)

360度どこを向いても、愛らしいバラ達が幸せな香りを放っています。
乙女なバラ好き様なら間違いなく鼻血ブーです。(乙女は鼻血を出さない?)

海外ではお城の様な邸宅でバラを定植されているお写真を拝見しますが…

「ココに住みたーい!!」そんなコトを思った方も多いのでは?

アンティークな小物も満載で、雑貨好きの方でも楽しめたと思います。

_DSC6366  そして、今年も出会ってしまったのです…
 香りフェチな私のハートを鷲掴みするバラ様に…

 悠久の約束(HT) 2010・フランス・四季咲き
 濃い赤紫色からマゼンダ色へ変わりゆく、シックな大人の魅力。
 名は京阪電車開業100周年を記念し、フランスのバラ育種の名門「ゴジャール家」から、
 祝意を込めて贈呈された特別品種。日本のみの限定販売。

3日目で、お花が痛んでいますが…

強香でドスン射抜かれる様な香り〜来年、お迎えした〜い♪

コチラはミニチュアガーデン…奥にいらっしゃるのはマリア様です。

色んなお庭を撮って来たのですが、どれもため息こぼれる力作ばかり…
そりゃそうです。日本の有名ガーデナーが勢揃いしているんですから〜

お花の組み合わせ方、見せ方が素晴らしくって、珍しい花や高価な花もあるのですケド、
HCの1ポット100円で手に入る安価なお花もアチコチに素敵に使われています。

日本家屋の広い庭に、立派な棚を組んで見せる事が多い藤の花。

アオダモだったか?ヤマボウシだったか?忘れちゃいましたが、
細い木に自然樹形のまま誘引され、洋風なイメージで使っても良さそうです。
人ごみがすごくて…全体像をお見せ出来ないのが残念です。

来年、お迎えしたいバラ。その2。
バラを大好きになったキッカケが”Rose Farm Keiji“のバラを頂いた事から…
そのバラを沢山使った、ひときわ賑わうブースにいらっしゃいました。

ブル ドゥ パルファム(ARF作出)ピンクモーヴのコロコロした愛らしいお花。

2m以上はあろうかと言う、大きな生け花(オアシス)作品。
『NHK 趣味の園芸』でお馴染み、ローズソムリエ小山内さんのです。
全体像はレポしている方が沢山いると思いますので、そちらをご覧下さいませ〜

すんごく気に入ってしまいまして、お花の名前を質問…
そしたら京の花遊びの仕方までサービス精神旺盛にして下さいました。

 

お花をこまめに変えて、作品の美しさを保っている様です。
会期中の花代…いくらになるんでしょうか?
国バラに作品を出すと言う事は、本当に大変な事なんでしょうね〜

写真を撮っていたら、振り向いてスマイルして下さったので掲載致します。

_DSC6412このバラ…沢山の作品でお見かけしました。

「グラデーションが綺麗で香りも素敵だなー」と思っていたら…
これが多くのロザリアンを虜にした、昨年の新作バラ。
ラ パリジェンヌ”なのですね〜
とっても繊細で美しいです。人気の高さがよくわかりました。
手持ちの”リリアンオースチン”や”ペッシュボンボン”と少々
かぶるので、お迎えする事は無いです。でも、欲しい…残念。

_DSC6417 イングリッシュローズの本家”David Austin Roses“のブース。
 バラFanであれば知らない方はいないですよね…
 「ほら、どうぞ!! どんどんお花に触れて下さい。
 芝生に上がって大丈夫。香りも楽しんで〜」
 流暢な日本語で進められるままに、沢山のバラ遊びをしました。
 皆様這いつくばって、ちょっと変なカンジでしたケド…

 「どれも似たり寄ったりの香りねぇ〜」と興ざめ発言の母。
 …そんな事ありません。全部違います。私はわかりました。
来年、お迎えしたいバラ。その3。
レディ・エマ・ハミルトン” 他の株の陰でひっそりと咲いていた子。
キャンドルの炎の様に幻想的で美しいオレンジ。
…ピンクや白ばかり集めてしまいましたが、この色もいいですね〜

私が欲しくてたまらない”ビエネッタ“です。

1鉢で3度美味しいと言うクレマチス様です。魅力はコチラのブログでどうぞ〜

  

「プレゼントされたーい ♪」なブーケも沢山展示されています。

私のお小遣いじゃ無理だケド、いつかお教室に通いたいです。

…と思っていたら、何やら始まる様です。

素晴らしいナイフさばきで下処理なさっています。

10分たらずの凄い早さで作ってしまいました。
スパイラルブーケと言って、透明の器に飾ると茎まで美しく見える手法です。

後で調べたらビックリ…私が通いたい先生”ローラン・ボーニッシュさん“でした。

鮮やかな実技。しっかりビデオに収めさせて頂きました。

 

ハンギング吊り部門と壁掛け部門も沢山〜

あぁ〜ん、紹介しきれない。どれも素敵でしたよ〜

来年、お迎えしたいバラ。その4。

河本純子さん作出の”ローブ・ア・ラ・フランセーズ”  重厚なバラでした。

写りが悪いのですが、シックなピンクが素敵〜大人向けのバラですね!!
フレグランス様曰く 「多くのバラはブルーイングしますが、コレはセピア色に退色します。
それがとても美しいので、おススメのバラです。」だそうです。退色した所を見てみた〜い。

大野耕生さんが”香りの「ウェルカムローズ」”と言うテーマでご紹介してくれた作品。

…コレ、すべてご本人様の手作りだそうです。

お花はブリザーブドではなく、ドライフラワーです。
でも、全然パリパリしていません。しなやかなんです。

お菓子などに入っている乾燥剤のパウダーバージョンが園芸用にあるのだそう。
一番良い開花状態の時にチョッキン!! パウダーを振りかけて容器に入れておきます。
「お花が無い時期のおもてなしの時に、テーブルなどに飾っています。」
ゲストが帰ったらパウダー入りの容器に保存して 、1年くらい使えるそうです〜

  

最後は私が愛して止まない”Rose Farm Keiji“のバラ様を…

それぞれ、花見小路・一心・京(みやこ)と言う和バラです。
我が家で開花中の美咲様をはじめ、沢山ありましたが、将来育ててみたい品種を掲載しました。
 

駆け足でレポしましたが…長くなっちゃってごめんなさい。

他にも沢山お写真を撮ったので、機会がありましたらポツポツ紹介したいな〜

今年はお庭の展示数が例年より少なくて、店舗ばかりが目立っていましたが…
なんだかんだ言って楽しめたんだな〜と書いてて思いました。

すっかり暗くなって帰宅。即bedにバタンQ〜でした。

興奮のバラ祭典。来年も必ず行きたいです。

今週の趣味の園芸でも、国バラを紹介されていました。
金曜日に再放送があるので、興味ある方は是非ご覧になって下さいね。

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